20160130-nikko

雲竜渓谷に向かうべく6:00にレンタカーを借りて8:30くらいには日光に着いた。佐野を越えたくらいから全体的に雪景色で舞ってきた。路面は凍ってはないけれど、高速道路を走る車は慎重になってきているのが分かる。スタッドレスタイヤで借りていたのでその辺りの不安は全くない。日光は結構雪で、朝から道路沿いの住民が雪かきをしている。東照宮の方は観光客もちらちらと出歩き始めていた。

東照宮のところから車で登ると雪にはまってしまい、前輪が空周り。慣れていないので焦った。東照宮周囲の雪かきをされている数名にアクセルの踏み方と後ろから車体を押してもらい何とかUターン。アクセルはゆっくり踏まないといけない。踏めば踏むほどダメだと。出直して県道247号線から鈴家さんのところから再度アプローチしてみる。通行止めかと思ったが先に行っている車がそのまま進んでいたので後を追うように行く。これが間違いだった。

北野神社を過ぎて少し傾斜がついてきたところでまた立ち往生。前方からはタクシーが降りてきた。タクシーの後ろにさらにもう一台のバンも降りてきている。焦り始めた。ゆっくりアクセルを踏む、ハンドルを回すがダメ。お手上げだった。見かねたタクシー運転手のおじさんが出てきて、スタッドレスじゃダメダメ。引き返して。ここはチェーンつけないと登っちゃダメだよ。それに今日は警察も上で山岳救助訓練や駐車場の警備に張ってるから、とにかくこれじゃ無理だから戻れ。と叱られた。ハンドル操作を教えてもらい体制を整えこのままバックで後ろの建物の所でUターンできるからそこまで行け。おじさんの命令口調は地元の訛りと優しさが滲んでいた。

そんな浸っている場合ではなかった。
窓を開けて教官の言う通りにハンドル操作、アクセルを踏むも再びはまってしまい、おじさんに「(出ろ)代わろう!その代わり、俺のタクシーを転がしてくれ。ゆっくりアクセル踏めよ、ほんの少しずつで良いから。踏み込むな。」と言われ人生初のタクシーの運転をすることになった。乗り込むとおじさんの家に上がり込んだような感じになった。これで毎日のお客さんを運んでいるんだなあと妙に納得というか変な感じだった。そしてギアの場所が分からない。前方のレンタカーは少しずつバックし始めている。チェーンを装着しているから何のことはなくてゆっくり前進できた。予定の所まで来て、タクシーから降りて東照宮の有料駐車場で止めてから行くのが良いと言われ、車に乗り込んで坂道を下る。すぐにまた登ってくるスタッドレス装着の別のセダンが来て、その車も雪にはまる。僕やタクシーのおじさんは車からそれぞれ降りて、そのセダンのおじさんにスタッドレスじゃダメ!引き返して!と。その方も了解して何とかハマりから脱してバック開始。やっとこの細い道を抜けて東照宮の有料駐車場に入る。ここまで来るのに実は何度も東武日光駅周辺をぐるぐるした。

駐車場からタクシーを呼んで7、8分後に来てくれて15分程で滝尾神社前に着く。1300円程だった。外国人グループが登り始めの準備をしていた。トヨタのハイラックスサーフが来て男性は滝尾神社の方へ向かって行った。僕らは渓谷の方へ歩き始めた。

少ししてアイゼンを忘れていることに気づいて、入り口まで登山靴で行くことにして、結局それより手前で作ってきたホットサンドを立って食べた。ロケハンに来たという位置付けにして気持ちを落ち着ける。吹雪くように空が白くなってきた。ここから戻ることにして滝尾神社に立ち寄る。酒の泉を見て白糸の滝の近くで1頭の雌鹿が食事をしていた。雪の神社も雰囲気があり、心洗われる。そのまま歩いて東照宮の駐車場に行く。氷柱や雪道を楽しむ。

近くの明治の館でハヤシライスを食べる。濃厚で美味い。日本酒の「松の寿」を買って温泉はやしおの湯へ。広々とした施設で休憩室もあるしゆっくりできた。うまくいかないことが多かった日だったが沢山の方に助けてもらって感謝。装備、ルート、計画時間を出発前に再チェックすることを教訓に無事に今日を終えた。

ガソリン(1L/117円)かなり安くなった。

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